三千世界の孤独

お人形大好き!ヒキコモネガティブ主婦のウキウキ☆ドールライフ日記(仮)。

ミニマリズム(最小装飾)とデコラティブ(過剰装飾)。

大掃除の時期がやってきました。
現下読み進めている書籍で、
耳が痛いような、己が未来を暗示されているような、
「眼前が暗闇に包まれる一節」が目に留まりましたのでこちらでご紹介いたします。

「見かけ倒しの装飾品やスクラップブックの作品、
奇妙で無用な長物、膨らんで束のようになったカーテン、
メイドが形見分けした安ピカ品……、
このようなものが絨毯、カーテンの上に所狭しと散在していた。
破滅への予感を感じさせるものであった。」

『暮らしのイギリス史 王侯から庶民まで』
第26章 過剰装飾

より抜粋。

ヴィクトリア朝に書かれた小説『ポイントン邸の蒐集』による一節だそうです。
こうして物語にも表わされるほど、
当時のミドルクラス(中間層)は物に執着し、
室内をこれでもかとセンス悪く飾り立てたそうです。

この安っぽい部屋を「ブルジョワ・インテリア」と称するのだとか。
ブルジョワと聞くと、金持ちを想像しがちですが、
ここでは貴族などの上層階級と下層の農民、貧民との間の中間層を指します。

さて、冒頭に挙げた一文で、
私自身に当てはまる語句をフォント拡大、太字加工と、
特筆大書いたしました。

まず「奇妙で無用な長物」。
まぁ、なんとも言い得て妙な形容ですなぁ…。
「無用な長物」だけならまだしも、「奇妙」が冠せられております。
「奇妙」と付けられた途端、自宅にある物品をはじめ、
これまでの人生で訪れたショップやお宅で見かけた、
「これ何するもん?(用途不明)」とか、
「前衛的ですね」の一語以外発し得ない物体の数々が、
脳裏をめまぐるしく駆け回りました。
作者の文才を感じさせられますね。

我が家に存在する、
他人から見ておそらく無用な長物だと思われるであろう一部を上げると、
こんなところでしょうか。↓

IMG_6541.jpg

「パンパカパンツ」のキャラクターのプーニャン人形と、
神戸市立博物館で開催されたエジプト展で購入した、
世にもお金がたまりそうなスノードームタイプのペン立てです。

プーニャン、かわいいでしょ?
つい数秒前にパンパカパンツで検索するまでずっと
「ぶーにゃん」って呼んでましたが。

あとは、さほど思いれもないのに、
惰性で買ってしまった物たち。

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「鷹の爪団」、好きなのだけど、全作品網羅するほど熱心でもないというか…。
ふなっしーも同様。テレビに出てたら見るけど、
わざわざ本人に直接会いたいと熱望するほど愛しているわけでもなく…。

我が魔窟を構成する物質の6~7割がこの「無用の長物」に当てはまるのでしょう。
「奇妙な」が追加されるものとなると、そのうちの1割くらい?

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こいつらなんてその代表格です。
ターニャさんも足そうとしたら、
奴の姿がどこにも見当たりません。

tanya.jpg

↑コイツ。
たまに雲隠れします。
また男漁りに出掛けたのかな?
クリスマスも近いですからね。
当分、帰ってこないでしょう。

こうして項目で絞っていくと
「奇妙な」が付け加わる「無用な長物」がら
希少で価値あるもののように思えてくるので不思議です。
宝石や金などの類も同じ条件が当てはまりますよね。
ダイヤモンドがその辺の砂利のように転がっていたら、
一円の価値もありませんものね。


なにはともあれ、それらひっくるめて、足場もないほどに所狭しと散在
自室を侵食しているのは言うまでもございません。

厄介なのは魔窟の主(つまり私本人)が、
これらを「絶対に必要で生きるに欠かせない」と思い込んでいることでしょう。
ゴミ屋敷の住人の心理です。
私もそう遠くない未来に、カビの生えた食パンを「これも私の財産だ」と言い張って死守し、
行政代執行にやってきた役人と、これはゴミだ、いやゴミじゃないと、
攻防戦を繰り広げたりするのでしょうか。


破滅への予感を感じさせます。

最後に愛してやまない
私にとっての
安ピカ品

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集めに集めたセボンスター達。
画像のほかにも、そこかしこに点在しています。
ペンケースから出てきたり、手芸道具を詰めたかごの中から出てきたり…。

次回こそ、今よりも多少は魔窟度の減じた自室をご紹介できれば、
と思っております。